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唐津くんち(からつくんち)は、佐賀県唐津市にある唐津神社の秋季例大祭である。
「漆の一閑張り」という手の込んだ技法で製作された巨大な「曳山」(「ひきやま」または「ヤマ」と読ませる)が、笛・太鼓・鉦(かね)の囃子にあわせた曳子(ひきこ)たちの「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声とともに、旧城下町を練り歩く。ちなみに「ヨイサ」の掛け声は4番曳山及び14番曳山のみ使われる。
現在は毎年11月2日夜の「宵曳山(よいやま)」に始まり、11月3日には神輿と曳山が御旅所に向かう「御旅所神幸(おたびしょしんこう)」、11月4日には神輿は加わらずに曳山だけが町内を巡行する「町廻り(まちまわり)」というスケジュールで営まれている。
祭り期間中の人出は50万人を越えるともいわれ、福岡市櫛田神社の「博多おくんち」、長崎市諏訪神社の「長崎くんち」とともに「日本三大くんち」の一つに数えられている。
昭和33年(1958年)に曳山14台が佐賀県の重要有形民俗文化財に、さらに昭和55年(1980年)には「唐津くんちの曳山行事」が国の重要無形民俗文化財に指定された。
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